常勤換算

従業者の体制を考える時、「常勤換算」という言葉が出てきます。
指定を受けるに当たり、利用者に対して、どのような仕事の従業者がどれだけの人数でサービスを行う必要があるか、サービスごとに人員配置の基本ルールが定められています。
その際に考える基準として出てくる言葉です。

常勤の従業者と非常勤の従業者(パートさんなど)の勤務時間を全て合算した勤務延べ時間数を、常勤の従業者が勤務すべき時間数で割ることによって、常勤の従業者の人数に換算することをいいます。

例えば、先の例(週40時間が常勤時間)で、常勤の従業者2人が週80時間勤務、非常勤の従業者3人で合計70時間勤務していた場合は、
80時間+50時間=150時間
150時間÷40時間=3.75
小数点第2位以下は切り捨てることになっているので、
この場合の常勤換算は、3.7人 となります。

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